結露から家を守る

皆様こんにちは。

今月のテーマは【結露】です。

冬場は外が寒く室内を温めるための暖房を使用しますので、温度差によって窓辺に結露が発生し易くなりますね。結露は温められた空気が冷たいものに触れておきるのは何となくご理解いただいていることと思います。

特に、化石燃料を燃焼させる石油ファンヒーターやガスファンヒーターは燃焼時に、二酸化炭素と水を出しますので、余計に結露を助長します。窓回りの結露は放っておくとカビやダニの温床になりますし、壁の中で起きますと、壁体内結露は柱や土台を腐らせる原因にもなります。

また、温かい空気ほど水分を多く含む性質がありますので、人間は水分を空気に奪われ乾燥を感じます。過乾燥対策として加湿器はあまりお勧めしません。なぜかといいますと、メンテナンス不足で家中にカビをばらまく事になるからです。せっかく結露の起きないスーパーウォール工法の高気密高断熱住宅に住んでいるのにもったいありませんから。

私たちが建築しております、スーパーウォール工法の高気密高断熱住宅では逆に結露は起きません。冬温かいので逆に過乾燥になります。なぜ、過乾燥になるのかというと、絶対湿度と相対湿度の関係によります。

絶対湿度とは、空気中に含まれる水分量の事で、相対湿度とは、その温度で空気中に含むことができる水分量の事です。例えば室温が5度の時に50%の湿度だとすると、室温が20度になると湿度は20%になります。

築20年後に解体したSWの家がその耐久性を実証

築20年のスーパーウォールの家を解体した時に撮った写真があります。
居室から水まわりにいたるまで、カビや結露の跡もなく、建築時のままの状態で維持されており、その耐久性の高さがよくわかります。

 

 

 

 

過乾燥対策としては、洗濯ものの室内干しを積極的に行うのをお勧め致します。それには、プランでの配慮も必要ですので、ご依頼される工務店さんにご相談してくださいね。

あとエアコンはダイキンさんのうるさらが良いと思いますよ。