結露によるカビ対策

冬に起こる結露。皆さんも経験があると思います。
窓のカビの原因はこの結露による水滴に、ごみ、カビなどがついて、結果的に窓のゴム回りが黒くなってしまいます。

最近はペアガラスの住宅が多くなってきて結露が少なくなってきているかもしれませんが、高気密高断熱でも実際はライフスタイル、間取りや換気の関係で窓で結露が起きることがあります。
結露の起こる原因は他の記事で書いてありますが、今回はゴム部の清掃方法について、個人的に実践している方法をご紹介したいと思います。

①黒ずみはカビ

ゴムを黒くしている原因はカビです。根を張ってゴムにしみこんでいるのです。
拭くだけではきれいになりません。

②カビ退治

カビといえばカビ取りスプレー(アルカリ性の塩素系タイプ)、個人的にはジョンソンさんの製品が好きなのですが、どこのメーカーでもある程度効果は近いです。
スプレーするだけでは効果は限定的なので、ひと手間かけて効果を最大にしましょう。
手が荒れるので、ゴム手袋は必須です。

③ラップで乾燥保護して染み込ませる

窓・ドアなどは垂直に付いているので垂れて効果が薄れてしまうのを防ぐため。
キッチンペーパーもしくはラップを塗布部に張り付けてしばらく染み込ませましょう。
30分くらいは時間をとったほうがいいと思います。

④水で清掃してふき取る

水道から直接水をかけることはできませんので、ペットボトルの先にブラシをつけて(100金おススメ)水を流しながら雑巾でふき取っていきます。
ひどい部分は歯ブラシでこすりながら清掃しましょう。
窓枠も一緒に清掃すると、見違えるようにきれいになりますよ。

年末の大掃除に作業するイメージですが、本当の冬は寒くて窓回りは大変です。できれば暖かい夏に作業をするのがおススメです。
来年からは夏休み/お盆休みの一環として予定してみてください。

最後になりますが、私達の建築している、本当に高気密・高断熱な住宅は家全体を換気しているのでチマタの高性能住宅とはわけが違います。
この機会にそのヒミツをエリアの会員様に聞いてみてください。
カビの少ない快適な暮らしを私たちは応援しています!

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