光熱費について

『光熱費』は皆さん気にされているところだと思います。お財布に直撃する話題でもあります。
そしてなかなか他の家庭と比較することも難しい内容なのではないでしょうか。

総務省発表の2020年、二人以上の世帯の1か月間の光熱費の平均は¥21,742となっておりました。年間約26万円程度かかっている計算ですね。

光熱費は多く払っている方、安く抑えている方、様々な方がいらっしゃるとは思いますが、この差は何になるのでしょうか?
私は住宅の専門家なのでその観点からコメントしてみます。

光熱費で思い当たるのは冷暖房費、給湯費、家電、調理などがメインではないかと思います。
この中で家電、調理に関しては家電屋さん、そして料理をする人によって差が出てきそうなのでここでは触れません。
私がフォーカスしたいのは『冷暖房費』『給湯費』です。

『冷暖房費』は建物の断熱仕様、『給湯費』は設備機器の仕様でかなり変わってきます。

添付してある画像は断熱性能の違いをシミュレーションしたもの。
G1グレード(UA0.48)と国の最低指針(UA0.87)の違いをシミュレーションしてみました。これだけで光熱費が5万ほど違いますね。これが20年もあれば100万円の違いが出てきます。
さらに『気密』が関わってくるとどうなるか?スカスカのジャケットとぴっちりしたジャケットどちらが寒くないでしょうか?
詳しくはSW工法を採用している工務店さんに聞いてみてください。光熱費には表れない大きな違いも教えてくれると思います。

ちなみにこの2つの家。住環境は驚くほど違います。
寒く無く暑くなく、そして光熱費が掛らない。健康にもお財布にも優しい家。それがSW工法!

光熱費=燃料代X使用料と言う式が成り立ちます。