南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われ続けています。
今回は、直近で起きると想定されている南海トラフ地震に対する備えや事前対策、の確認をしていきましょう。
南海トラフ地震はいつ起きるのか?
巷でよく聞く『南海トラフ地震』という言葉。
よく耳にするけれど、実際にはどういう地震なのかわからないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
まず、南海トラフ地震とは何か簡単に説明すると、西日本の太平洋側にあるフィリピン海プレートが動くことで起きる巨大地震のことで、規模としては最大級の被害・影響が想定されている地震のことを言います。
影響のある地域は西日本太平洋側一帯で、地震だけでなく、東日本大震災のように津波の影響も十分にあるとして、四国・九州・近畿・東海の海側に住んでいる方は、特に警戒が必要と言われています。
そんな南海トラフ地震がいつ起きるとされているのか?
結論から言うと、専門家たち曰く『はっきりとはわからない』とのこと。
ただ、専門家たちもいつ来るのかわからない地震に対して大騒ぎしているのではなく、ある程度の目安として、ここ30年以内に南海トラフ地震が起きる可能性が高いと言っています。
過去の歴史において100年周期で起きている南海トラフ地震が、この30年以内に発生する確率は『60~70%』と言われており、私たちの生活上、どうしても意識せざるを得ない問題であることは確かです。
では、災害が起きた時のために、準備しておくべきことを見ていきましょう。
首相官邸のホームページでは次の通りに書いています。
- 食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
※ 非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
引用元:http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
今回、熊本地震が起きたことで、九州・熊本で地震がくると思っていなかったのは、他でもない被災地の方だったと言います。
私たちには助け合う力がありますが、まずは災害に対する意識を持つことが大事であることは言うまでもありません。 南海トラフ地震がいつ来るとも噂されている中、緊急時の備えなど、できることはしっかりとやっておきたいですね。
それだけで、気持ちは少し、軽くなると思いますよ。
これから新築を考えていらっしゃる方は、必ず耐震等級3の建物にしてください。
熊本地震のように、繰り返しの揺れが来た時に耐えられるのは等級3です。
強い家に備蓄で、いつ来るか分からない地震に万全の備えをしましょう。