７月になると、ジメジメした梅雨が明けて夏の暑い日差しが多くなる季節になります。
そうなると夏の暑い日差しや気温の上昇に伴い、室内の温度が上昇して熱中症等の注意が必要になってきます。
そこで夏の時期に室内の温度を上昇させない為に重要なのが、大きく分けて２つあります。
１つ目は建物の断熱性を高い住まいにすることです。
高い断熱性能によって夏の日差しにより暖められた屋根や外壁から室内への熱の流入を防ぐことが出来ます。
また、通風等を工夫することにより、室内の温まった空気を効果的に外へ排出することも出来ます。
２つ目は日中の日差しを室内へ入れない工夫です。
夏の日射を入れてしまうとフローリング、内壁、カーテン、窓等が温まってしまい、室内の温度を上昇させる原因となってしまいます。
例えば、その防止策として窓の外側へスダレや緑のカーテン、リクシルさんで販売しているスタイルシェードといった商品を利用して日射を防ぐことが有効です。
１つ目の構造に関する部分は後から変更するのは大変な部分なので、設計時に良く検討させることをお勧めします。
また２つ目のポイントは後からでも簡単に出来ることが多いので工夫してみてはいかがですか。
記事提供 ： アソビエ多摩 浦野建築
