家の中での熱中症に注意! 20年前の住宅は現代の気候に対応できる?

熱中症対策が盛んに報道される季節になっております。
天気予報では、この季節毎日熱中症情報が流れております。
僕らが幼いころは、熱中症という言葉などなかったと思います。

なんだか少し気になったので熱中症という言葉は、いつ頃から使われるようになってきたのかネットで調べてみました。

するとなんだか14~15年くらい前から使われるようになったらしいです。
その前は日射病とか熱射病などと言っていたとのこと、そういえばなんとなく聞いたことあるような、頭の片隅の記憶からよみがえってきました。
多分その時代は、家の中での「熱さ」による病気や障害など考えてもいなかったのでしょう。

じゃあなぜ熱中症と呼ばれるようになったのでしょう。

それは、「地球温暖化」と少し関係があるとか。20年前と今の気候とでは、皆さんもお気づきかと思いますが、かなりの変化を感じられるのではないでしょうか。
20年前は、夏でもお家の中にいて風を通せば、日陰で涼めば、何とか夏は乗り越えられたのではないでしょうか。気温30度以上というのは、そう多くなかったのではないでしょうか。ところが今は、35度36度は当たり前、地域によっては40度なんてことも珍しくはない時代になりました。

しかし、その20年くらい前以前に建てられた住宅は、今まだ十分に存在しているわけです。

20年前は、快適に暮れせていても、今の気候にはついていけなくなっているわけです。

特に断熱性能については、当時の断熱技術・材料では、現在の気候には中々ついていけないのです。

ですので今、家の中での熱中症が特に気を付けなければならないとのこと。
家の中での熱中症などまさか!とお思いかもしれませんが、気が付かないうちに。。。特にお年寄りについては、温度についてもかなり鈍感になっている現実があります。

室内には温湿度計を置くなどして、十分に気を付けたいものです。

 

最後に・・・ネットでいろいろと調べているうちに、環境省からこんなページを見つけましたので、参考にしてみてください。

環境省熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/

熱中症環境保健マニュアル
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

記事提供 : アソビエ多摩 水井装備