「寝苦しい暑さ」の上手な対策

熱帯夜にエアコンをつけて寝て体調を崩す。みなさん経験ありませんか?エアコンをつけたまま寝ると、翌朝なんだかどよーんと体がだるくなったり、喉が痛くなったりするんですよね。かといって年々暑くなる日本ではエアコンなしで寝るのもつらく、寝苦しくて夜中に起きてしまう人もいるのではないでしょうか?エアコンは便利ですが、電気代もかかるし長時間の使用は体調不良の原因にも繋がります。

SW(スーパーウォール)の家の場合、気密性断熱性がとても高くて冷房効率がよいので、お風呂上がりから就寝までのあいだにしっかり目にエアコンを稼働させ、寝るときに切ってしまう方法がオススメ。朝まで気持ちよく涼しさが保てます。

今回は、そのほかに寝苦しい夜にエアコンなしで眠れる暑さ対策をご紹介します。今夜からでも実践して夏の寝苦しい夜を乗り切りましょう。
1 扇風機の活用
エアコンに比べるとどうしても涼しさは劣ります。しかし使い方によっては扇風機でも十分に涼しさを感じられるのです。
電気代もエアコンの10分の1程度なので、2~3台置いて部屋の空気をうまく循環させ、窓から熱気を逃がすような配置にしましょう。
置く場所は、実は枕元より足元が効果的。足の方が発熱量が大きいので、そこを冷やすことで体温を効率良く下げられるそうです。
身体が冷えすぎてしまう場合は、首振りやリズム風機能を利用したり、扇風機との距離を調節してみましょう。

2 除湿機もうまく併用する
湿度は10%下がると体感温度が1度下がります。夏の湿度は80%程度ですから、これを除湿機やエアコンの除湿機能で湿度を50%ぐらいまで下げると、体   感温度は3度も下がり、暑さもやわらぎます。
また扇風機の風速が秒速1m増えると体感温度は3度下がります。扇風機の「弱」がだいたい秒速1mなので、除湿機と扇風機を合わせて使えば、体感温度を6  度も下げることができます。

3 すっきりひんやり気持ちいい!夏用入浴剤
市販の夏専用の入浴剤も試してみてください。メントール配合なので、湯上がりにはひんやりした爽快感が得られ、とても気持ちいいです。
成分には炭酸水素ナトリウムも含まれ、毛穴を開いて皮脂を落としやすくする効果もあり、湯上りの肌をさらっとしてくれます。
湯上がりに28度ぐらいのぬるめの水でシャワーを浴びれば、肌が引き締まりさらにひんやり感を実感できるようです。
肌の病気や小さなお子様がいて、市販の入浴剤を敬遠される方はハッカ油を3滴ほど垂らしてみても同じような効果があるそうですよ。

4 保冷剤やジェルマットも効果的
保冷剤や氷枕は冷やし過ぎないようタオルに包んで、熱のたまりやすい脇や股にはさんで寝ると効果的。
触るとひんやりと感じるジェルマットも電気を使わず、自然な冷たさを半永久的に保ってくれるので、一度試してみてください。

5 寝る前の冷水は逆効果。夏野菜を食べよう!
さいごに。寝る前に冷たい飲み物を飲んで、体を冷やそうとしていませんか?
まず冷たいビールなどの寝酒。これで寝付けるという人も少なくないでしょう。でも、覚醒作用や利尿作用があるため、一度夜中に目覚めるとそのまま寝付けなくなることが多いのです。夏の寝苦しさも手伝えばなおさら。
さらに、寝る前に冷水を飲むのも良くないのだそうですよ。急激に体温が低下するので、逆に体が熱を溜め込もうと反応してしまうので逆効果だそうです。寝る前に水分を取る場合は常温のものがおすすめ。
夏場は日頃から、トマト、きゅうり、なす、ゴーヤ、バナナ、すいかなど、カリウムと水分を含んでいるものを積極的にとりましょう。東洋医学でも夏野菜は体温を下げる効果があると認められています。

以上5つをご紹介しましたが、寝苦しさはご自宅の環境によってもとても違ってきます。最短半日からできる窓まわりのリフォームででも随分改善できますよ。ぜひ一度ご相談下さい。

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