大田区が指定する地域に土地をお持ちで旧住宅から新築住宅へ建替えを検討されているお客様にお勧め情報です。
平成26年に施行されたばかりの事業で
正式には不燃化特区制度を活用した大田区大森中地区(西糀谷・東蒲田・大森中)不燃化まちづくり助成事業「戸建て建替え助成事業」といいます。
簡単な制度のあらましを申しますと戸建住宅の建替え工事を行う建築主に対し、建築設計・監理費及び除却費の一部を大田区が助成する制度です。
助成額は建築設計・監理費+除却費(旧建物解体費)=準耐火建築物(主に木造)の場合最大で150万円です。
内訳は建築設計・監理費(準耐火建築物)上限額120万円、除却費(旧建物解体費)上限額30万円となっております。
上記、いずれも一般的な住宅にかかる費用以下の上限額ですのでほぼ満額助成が見込めます。
また、準耐火建築物仕様にすることで建築コストが上がってしまうことはほとんどありません。(元々、準防火地域で3階建ての場合は確認申請時に準耐火建築物仕様にしなければならないのです。)
この制度、費用対効果はかなりあると思われます。
そして、最大のメリットは大田区の助成事業なので国の省エネ住宅推進助成事業(地域型住宅のグリ-ン化事業、省エネ住宅ポイント制度等)と併用が可能なのです。
但し注意点が二つ。
1.建築・設計・監理費及び除却費に対するセット助成なのでどちらか一方だけでは助成対象にはなりません。
たとえば、旧建物が除却済(更地)の場合は助成対象にはならないのです。
2.助成対象承認通知が来るまでは除却工事が出来ません。
スケジュ-ルの調整は必要になりますが、こういった制度をうまく利用して住まい作りに利用してみてはいかがでしょうか。