ZEH(ネット・ゼロエネルギーハウス)の省エネものさし

ゼロ・エネルギー住宅という言葉は今年に入ってメディア等で見受けることが多くなりました。

ゼロ・エネルギー住宅とは家庭において、創るエネルギーと使うエネルギーの収支がゼロになることはお分かりかと思います。

ということは、その住宅で生活するとどのくらいの光熱費の燃費になるのか?はっきりとしたものさしがあるとわかりやすいですよね。

先日、自動車製造メーカーさんで話題になった「燃費偽装問題」。そもそもカタログに載っている燃費なんてあてにしてないよ~とおっしゃる方も多いかもしれませんがやはり、データの改ざん等はよろしくありません。

では、住宅の燃費はどうなってるの?と、聞かれますとそもそも住宅にはこれまで燃費を表示することがなかったため偽装問題が起こることさえありませんでした。

今後の住宅の省エネルギー性能をあらわすものさしとして「BELS」という制度が今年4月からスタートしました。

BELSとは省エネ性能を第三者機関が認証する制度で、これからの日本の建築物にはこのBELSの表示が義務化されるという流れがありそうです。

今後2020年には、新築住宅は省エネ適合義務化される予定です。その住宅が省エネ適合してるかどうかを判定するものさしとしてBELSという第三者認証が必要になるからです。

自社で住宅の燃費を提示することはアソビエクラブの工務店は提示可能ですが、第三者機関に評価・表示してもらう「BELS」により、より信頼性のある省エネのものさしが見られるようになりそうです。