家を建てる費用を考える《坪単価の落とし穴》

坪単価○○万円の家の落とし穴

坪単価とは建築工事費のうちの本体工事費のみの費用単価です。住宅の建築工事にかかる費用は家本体の工事費用だけではありません。別途工事費や諸経費なども当然にかかるのです。

家を建てる費用は大きく分けて3つ

①本体工事費

②別途工事費

既存住宅の解体・撤去(建て替えの場合)

地盤の改良工事

給排水管の引き込み工事

屋外電気工事

外構工事

照明器具工事

空調工事

③諸経費

地鎮祭費用

上棟式費用

建物完成後登録時費用(登録免許税・司法書士等へ手数料)

ローン契約費用(印紙税・融資手数料・ローン保証料・団体信用生命保険・火保,地震保険料・登録免許税・司法書士報酬)

仮住まい費用(建て替えの場合)

引っ越し費用

家を建てる費用《坪単価》のまとめ

よく、大手ハウスメーカーさんの広告にある、坪50万円というのは本体工事費のみの坪単価であることが殆どです。
ハウスメーカーさんはもともと住宅の低コスト化を図るために考え出された方法なだけに、原価としてのコストは大変安いと言えるでしょう。

ただ、建築費用には展示場への出展費用や膨大な広告料、人件費、設計料、下請工務店への依頼等と様々な間接的な費用が含まれてしまいます。

その点で工務店は管理コストの安い小規模な会社多いためにより原価に近い金額で建築する事が出来ます。

単に坪単価で費用を考えず、別途工事費や諸経費、工事費用の内容までも考慮し、検討しましょう。

記事投稿 : アソビエ東京 株式会社中島工務店