防腐剤無添加の場合どのようにして劣化を防いでいるのか?

「自然素材は適材適所に」

最近健康志向になった知人が、『無添加』にハマっています。 防腐剤入りで使用期限が長いものより、短期間しか使えなくても防腐剤無添加が いいなー」というふうに。

ただ、防腐剤無添加の場合、どのようにして劣化を防いでいるのか、劣化を防ぐ ための使用法や保存法は?

といったことを知っておかないと、逆に体に悪そうな気がするのですが・・・。

『自然素材』=『健康素材』 というイメージを、抱いていませんか?

確かに、余計な添加物を含まないという点では、安心感がありますよね。

しかし、自然素材の中にはアレルギーや中毒症状を起こすものがあります。
特に有名なものと言いえば『漆(うるし)』でしょう。
漆は、完全に乾けば安全ですが、 湿った状態で触ると、かゆみやかぶれを引き起こします。

住宅に使われる自然素材でも、人によっては、ヒノキ、スギ、ヒバ、米杉、米松、 ツガなどに対してアレルギー反応を起こす場合があります。

ご家族の中に、花粉症や食物アレルギーなど、アレルギー反応を起こしやすい人 がいるなら、事前にアレルギー検査を受けた方が安心です。

これまでの話で自然素材に対して少し不安感を抱いたかもしれません。

しかし、シックハウスを防ぎ、健康に過ごせる住まいづくりを追求すると、薬品 が含まれず、調湿性に優れた自然素材にたどり着きます。

あとは、工務店と相談しながら適材適所で使うだけです。

短所をきちんと理解し、それを踏まえた家づくりをして、長所を存分に活かして みてはいかがでしょう。

アソビエ神奈川 (株)ひら木 杉崎