夏は家中が暑くて冬は寒く結露が酷い?まだ 築3年なのです。というご相談

現場見学会

10月18日、19日構造見学会を開催しました。
皆さんがお家を造ろうと考えたとき間取りやデザイン、こんなイメージとか・・・また予算などとあれこれ考え悩む事が無限大に出てくるのではないでしょうか・・・
そこでインターネットや住宅雑誌、展示場などで情報収集を始め出して数か月、1年2年なんて人もいます。
それは全て家族を思う優しい気持ちからではないでしょうか・・・
でも現実には家造りを失敗してしまう人がいます。

先日も相談に来られた方で「夏は家中が暑くて冬は寒く結露が酷いのでどうにかなりませんか?まだ 築3年なのです。」

この方も夢のマイホームで家族みんなが幸せに!のはずだったのではないでしょうか。
最近こんな類似した相談が非常に多くあります。

私た ちアソビエクラブでは”失敗しない家造り”をテーマに全会員での取り組みの一つとして現場見学会を開催しております。
ご来場頂いたお客様に実際に造っているお家を見て頂き、間取りやデザイン、注文住宅ならではの工夫、又どのように光や風を取り入れるのかなどなど。
良い家造りで本当に大切な事を知って頂き参考にして貰いたいと想っています。

これからの家造りで大切な一つとして性能があります。その大切な性能を知っていただくためにも、私たちアソビエクラブでは建てている途中をご覧い ただける現場見学会を開催することが重要と考えています。一般的に完成した住まいの現場見学会はありますが、性能を知っていただくためには完成してからは 見えない部分を見てほしい!

住まいの性能の一つにしっかり断熱、隙間の少ない家造りがあります。
性能の良い断熱材をたくさん使えば断熱の数値はよくなります。それだけで性能の良い住まいになるのでしょうか?
これだけでは性能の良い住まいにはなりません。断熱と同じくらい重要なのは隙間なのです。

最近飲み物を保温ボトルに入れて持ち歩かれる方が多いですよね。
温かい飲み物を入れて持ち歩き、時間がたっても温かさが持続する便利な保温ボトル。
しっかり断熱されているボトルだから温度保持できる。
でも断熱だけでしょうか? もしふたを開けて置いていたらすぐに ぬるくなりますよね。

ふたをしっかり締めるからこそぬるくならずに温度保持ができる。
これを住まいに置きかえても同じことがいえます。

どんなに性能の良い断熱を入れても隙間があったら熱は逃げていくばかりです。
室内で暖房している のに窓を開け放しにする方はいませんよね?

住まいの隙間を全く考えないで建てる一般的な住まいには、あちらこちらに隙間が存在します。その隙間を1つにま とめることができたら大きな穴があいていることと同じになります。
その隙間を少なくするのは住まいを手掛ける人たちの地道な努力と気遣いなのです。
その隙 間の少ない住まいは建てている途中しかご覧いただけません。

アソビエクラブの現場見学会はそんな部分もお見せしています。
皆さんが暮らす夢のマイホームに 住まいの造り手がどれだけ手間・努力・気遣いをかけているか?
そこもご検討の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

是非お近くのアソビエクラブ見学会にご来場頂き体感して頂けたらと思います。

アソビエクラブ多摩
(株)大黒屋 袖野