高性能な家・高性能な窓

LIXILが世界に通用する超高性能窓、樹脂窓でU値0.79実現
という情報が飛び込んでまいりました。

パッシブ世界基準、熱貫流率(U値)0.8W/㎡kを下回り、
日本で出ているサッシの中では、最高のものになると思います。
アルミ樹脂のハイブリット窓でも(熱貫流率1.05W/m2・K)を実現とのこと。
今までのサッシよりはるかに高性能なものになりますね。
世界にも通用するサッシです。

暖かい家に必須なものといえば断熱性能の高い窓です。
エネルギーをなるべく使わない省エネ性の高い家にするためには、断熱性の高い窓が必要です。

輸入品にはなりますが、木製のトリプルガラスガス注入品などもあります。
個人的にはすごく好きなのですが・・・
価格や開閉(高温多湿のこの地域どうしても木が伸び縮みしてしまうので年数が経つと開閉がうまくいかないなんてお話も聞きます)
や防火地域などの地域性、メンテナンスなどの対応で、利用するにはなかなか厳しいところがあります。

今そういう開口部に不満があった中、待ってました!というべき商品になってくれるのではないでしょうか。
防火地域の個別認定まで網羅してきてくれると、設計を行うにあたり少しストレスが解消されるのではと感じます。

あとはサッシの重量感でしょうか。
しょうがない部分もあるかもしれませんが高性能にすると、ガラスが3枚になったりと、
どうしてもサッシの重量感が気になってしまいます。
開閉方法など、メーカーもいろいろと工夫してくれたりしていますが、
力のある30代、40代、50代はそれほど気にならないかもしれませんが、
60代、70代になると、どうしてもその重さに開閉がオックウになってきたりします。
基準が厳しくなった防火サッシについても、同じことが言えると思います。
超高齢化社会に突入していく日本ですので、そのあたりもドンドンと進化していってほしいところです。
そうすれば住んでいる方のストレスも解消されると思います。

開閉のスムーズさ、断熱性、防火性、水密性、遮音性、防犯性、耐久性、意匠性、採光性、防露性など
窓廻り開口部はいろいろな問題をクリアしなければならないところではありますが、
さらに進化しクリアしていけば、さらに良い快適空間を演出できますよね。
楽しみです。

お客様には、よりよいものを提案していきたいですね。

アソビエ多摩 (株)水井装備 瀬戸克彦