実は身近な「カーボンニュートラル」(脱炭素化)

頻繁する異常気象の中でも快適に暮らせる家を!

少ないエネルギーで効率的な暮らしを!

 

住宅においても、エネルギーの効率化は欠かせない観点となっていますが、その
基本は「カーボンニュートラル(脱炭素化)」なのはご存知ですか?

エネルギーを作り出す時にも、使用する時にも、
地球温暖化の原因の一つといわれている、
二酸化炭素が排出されています。
脱炭素化とは、全体で見た時に、
二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量とが
プラスマイナス0になることを指します。
この社会の実現のためには、環境に負荷を与えないで作られたエネルギーを、
効率よく使うことで、CO2の排出量を抑制することがカギとなります。
政府は2050年までに、二酸化炭素(CO2)の排出量を0にすることを目指しています。
自動車分野では、2030年までに新車販売のすべてを電気自動車にするという方針の発表も、この考えに基づいたものです。

住宅では、太陽光発電システムを活用したり、ガスで給湯時に発電することが出来るエネファームを活用したり、自分で作り出したエネルギーを使用すれば、普通に生活しているだけでカーボンニュートラルに寄与していることになるのです。

庇(ひさし)を伸ばした家造りの他に、風通(かぜとおし)を考えるなどプランで結果を出すことも勿論ですが、住宅に電気自動車の充電装置を備えるなど、これから先の変化を見越した長く住み継いでいける家造りをすることが、家造りのポイントになってきそうです。