ヒートショックについて

今年は寒さ厳しい年越しでしたね。外出自粛で家の中で年を越された方が多かったでしょうか、それにしても寒かったです。
年が明けてからも、日を追うごとにどんどんと寒くなってきました。

■交通事故よりも多い、ヒートショックの死亡事故
寒さが本格化してくるにつれ気をつけなければならないのが、ヒートショックによる事故。
入浴中の死亡者数は年間1万9千人ほどいると推計されており、この死亡数は交通事故死者数(3500人前後)の5倍ほどにもなります。この数字には驚かれる方が多いのではないでしょうか。(入浴中の死亡事故が全てヒートショックによるものとは限りません。)

■関東圏の人、油断していませんか?
また、ヒートショックに関するもう一つ意外な事実があります。それは、「温暖な都道府県こそ、多くのヒートショック事故が発生している」というもの。ヒートショックといえば、“寒い場所で起こる”という認識から寒冷地の方が危険と思われがちですが、住宅内の温度差で比べると、住宅の寒さ対策に優れた寒冷地の方が安全であることが多いようです。
寒冷地以外に家を建てる場合も、断熱性能を高めておくことが大切であると言えますね。高断熱・高気密は、快適さや省エネだけでなく、ご家族の安全のために取り入れるべき必須項目です。

■高気密・高断熱住宅は、効率的・効果的に温度差を少なくできます!
お家の中の温度差を少なくするには、
①「断熱性能」を高め、室内が外気温の影響を受けることを抑える。
②「気密性能」を高め、エアコンの効率を上げる。
ことが大切です。
また、この二つのなかでも②「気密性能」は、施工する職人さんの腕に左右されがち。
高気密住宅で建てるには、気密性能について、自信をもって数値を提示してくれる工務店さんを探しましょう。

■高気密・高断熱を体感するには、冬がおススメ!
今までのお住まいでは、どんなに暖房器具で部屋を暖めても、「足元が寒い」「廊下やトイレ、暖房のない部屋が寒い」と感じませんか?気密・高断熱住宅は、建物中の温度を均一にすることが出来ます。
それを実際に体感できる冬が、モデルハウスの見学のタイミングとしてとてもおすすめです!数字の比較も大事ですが、ぜひ、肌で感じてみてほしいところです。
新築をご検討の方は、この冬、ぜひお近くの工務店に相談に行ってみてください。