風を通す事により室内環境が変わります。

室内の24時間換気が義務化な時代、気候が良い時期など建物内部はもちろん体の為にも風通しは欠かせないポイントだと言えます。

風通しが悪いと、「湿気がこもりやすい」「洗濯物が乾きにくい」「夏、室内が暑くなりやすい」などのデメリットになってしまいます。いくら日当たりがよくても、居心地はあまりよく感じられなくなってしまいます。
窓をたくさん設置すれば風通しは良くなるのでしょうか?            
実は、そうとも言い切れないのです。

「風通しのよい家」を実現するには、開口部の高さや位置・方位・防犯・プライバシーなど、細やかな配慮が必要です。また、空気を採り入れる窓の外側が、直射光にさらされるアスファルト舗装やデッキなどの場合、熱せられた高温の空気が入ってきてしまいます。                     
その場合、紅葉樹やグリーンカーテンなど植裁を植えたりすることで緑陰をつくる対策、外付けブラインドやオーニング・すだれを窓の外に設置し少しでも夏場の強い陽射しをシャットアウトし、涼しい空気や風を入れる対策が効果的ですね。

ポイント1  風(空気)がどのような動きをするのか基本を知る

ポイント2  南側から北側など風が通る2つの方角に窓を設ける

ポイント3  2階にも風が抜ける窓を設ける

ポイント4  防犯面を十分に考慮し窓の配置をする

ポイント5  プライバシーなどプライベートな窓、形状を配慮する

ポイント6  目的・求める効果を考え、窓を選ぶ

ポイント7  家具の置き場も考え窓の設置位置を決める

ポイント8  耐震性・断熱性も考慮してサッシやガラスを選ぶ

これらポイント&注意点・アイデアを十分に考慮すれば、あなたも風通しのいい家で、快適な暮らしが手に入れる事ができます。                                                          
是非、工事の際は参考にしてみてください。