2019年、今年は関東への台風被害が意外と少ないような気がします。
ゲリラ豪雨や、毎年大きくなっていくように感じる台風の被害。
子供のころは8月を過ぎれば大きな台風は来なかったような気がしますが、
今は9月半ば過ぎでもくる年があります。
暑さもそうですね。
9月になっても暑い日が続き、やっと涼しくなってきたと思ったら
あっという間に冬が来ます。
季節の移り変わりが極端になっていると感じるのは、
年齢が上がってきたからでしょうか?(笑)
さて、日本に住んでいる限り、毎年避けることは出来ない台風。
何年かおきに、大きな被害を出す台風が来ます。
私の住んでいるのは、目の前が海、後ろが山という地域です。
毎年台風が来る数日前から「被害が大きくなりませんように」と
ドキドキしながら過ごしています。
山の被害はあまり大きくはないのですが、海の被害は大きくなることが多いです。
数年前に海のすぐ近くにお店を構える漁業会社さんが大きな被害を受けました。
シャッターはすべてめくれ上がり、
生け簀小屋の屋根は吹き飛ばされ、
波が防波堤を超えて敷地内まで入ってきていました。
高さ1.5m×幅1.5m×奥行1.5mの波止用のコンクリートブロックを置いてあったのですが、
波に押し流され、大きく動いていました。
私達の地域では、風や雨の被害に加えて海からの被害対策も
ちゃんと考えなければならないと考えさせられた台風でした。
現在、その漁業会社さんは、生け簀の小屋は建て替え、
シャッターも頑丈なものに取り換えました。
もちろん波止ブロックも強化し、対策をとっております。
数十年前の対策が、現在は全く役に立たなくなってしまうこともあります。
毎年の台風は「去年は被害が無かったから大丈夫」ではなく、
予期せぬ被害に備えて事前の家のお手入れは必要ですね。