誰にでも起こりうる住宅の落とし穴

人の暮らしの中心にあるのは、住まいです。あたりまえで穏やかな毎日があるのは、心地よく和める住まいがあってこそ。

しかし、年齢を重ねて高齢になると、住まいは時に大きな緊張や負担のかかる場所に変わっていきます。
階段の上り下りや歩行、立ち座り、ちょっとした家事がアクシデントの原因になることも。

今までずっと心地よく過ごしてきたわが家でも、年齢とともに住みづらくリスクの高い場所になることもあり得るのです。

住まいの段差をなくすバリアフリー工事、階段や廊下、トイレなどに手すりを付ける工事、とても大事です。
介護や支援が必要になった時、介護保険を使うことも出来ます。

 

しかし、本当に大事な工事はそこでしょうか?
今の日本では、交通事故で亡くなる人数より、家の中でヒートショックによって亡くなる人数の方が上回っているのです。
亡くなった人だけでなく、体に障害が残ってしまった人数も加えると、とんでもない人数になってきます。heat_shock_roujin

出来るだけ手すり等には頼りたくないですよね?
ヒートショックを予防するには、住まいの断熱化しかありません。
しかしながら、断熱改修工事には多額の費用がかかります。

そして、介護保険も使えません
その為、多くの高齢者が寒い住宅でも我慢して、危険と隣り合わせで生活しているのは言うまでもありません。

ですから、これから住まいづくりをされる方は先人達と同じ轍を踏まないよう、断熱材の差額だけで済むのですから、高性能な断熱材を選ぶようにした方がお得ですよ。