お年寄りが安心できる住まい造り   

imagesz5rywagh

一番住宅に取り入れたいのが、介護しやすいということです。
つまり、お年寄りに気を遣った空間を多くしておくべきだと言う事です。

高齢者が過ごしやすいスペースが充実した家とはどのような家なのか。
子世帯が考えなければいけないのが、ここだと思います。

家全体に手すりを充実させるのもありですが、
標準仕様でお風呂場、トイレ、廊下、階段には確実に付けておいた方が良いと思います。
また、比較的滑りやすい場所なので、滑りにくい素材の床にして置くなど、
濡れても滑りにくい素材だと、お年寄りは安心して過ごせるのです。

体が不自由なお年寄りの場合、生活の中心が寝室になります。

腰が痛い、肩が痛いなど小さな病気でも、寝室は充実させた方が良いでしょう。

高齢者にも安全な空間設計などちょっとした段差がつまづきの原因になりますので、各部屋の出入り口の段差をなくすはもちろん、バランスを崩しやすい玄関、階段を安全に上がれるように勾配を緩やかにして、足元を照らすフットライトを付けたり、様々な安全対策が求められます。 家造りは高齢者にとっても安心、安全な住まいづくりを心掛けたいものです。

部屋も廊下も少し大きく 1mを基本寸法とするメーターモジュールを採用すると、尺モジュールよりお部屋の大きさが約1.2倍広くなります。 廊下や階段、浴室、トイレなどのスペースや幅も広くなりますので、車椅子なども通りやすくなり、壁に手すりなどを設けても邪魔にならないので安心です。

理想の住宅でもありますが、平屋でワンフロアーの生活 平屋住宅は、階段の上り下りが無いため高齢者に適した住まいとしてはもちろん、お掃除や洗濯、収納など生活動線が短く、女性にも喜ばれる住まいとして、最近注目を集めています。 2階がない分、地震や台風にも強く、意外なメリットもたくさんありますので、土地をやや広めにとれる場合は検討上ご提案をしたいでね。

これらの事から、住まいの生活での環境を整えてあげることで、不自由なく生活することができます。
これからの住宅設計はホントのところ、若い人たちが住むための住宅ではないのかもしれません。
先行き自分自身の老後も介護しやすくなりますし、お年寄りができるだけ自分で何とかできる住宅を手掛けて行かなくてはいけないのではないかと私は思います。

そんな、お困りごとが有りましたらお近くのアソビエクラブ会員メンバーにご相談ください。