地球温暖化の影響もあり、日本の夏はどんどん暑くなっています。
例えば東京の年平均気温は過去100年間で約3度上昇しています。これはヒートアイランド現象の影響も受けているようです。
そうなると夜になっても温度の低下は鈍くなり熱帯夜も増えてきました。1970年に11日だった熱帯夜が2011年には42日にも増加しています。
暑い日本の暑さ対策
- 窓の外側に日射を遮るヨシズやスダレを設置する
- 部屋の対角の窓を開けて通風をとる
- エアコンをつける
それぞれ暑さ対策となりますが、気をつけておきたい点があります。
①窓の外側に日射を遮るヨシズやスダレを設置する
窓とヨシズやスダレの距離を離したほうが効果が大きくなります。
距離が近いとせっかく日射を遮っているのにもかかわらず輻射熱が室内に入りやすくなります。
日射を遮るものと窓の距離はゆったりとさせましょう。
②部屋の対角の窓を開けて通風をとる
外気温が30度以上もある熱風を室内に入れても涼しくなりません。
外気が高い時には、家の周りに打ち水をして気化熱で少し下がった外気を取り入れるか、無理せずエアコンを付けてしまいましょう。
お庭の状況からも室内環境は影響を受けるのでコンクリートを多用せず、土や緑を残して置きたいものです。
③エアコンをつける
電気代がかかりますが即効性がある暑さ対策になります。
しかし、断熱性能や気密性能により光熱費が変わってきます。
スーパーウォール住宅は光熱費がお得に生活できる性能がありますので日本の暑さを我慢しないでエアコンをお使いいただけます。
ほかにも暑さ対策は設計段階でも考慮しよう!
- 方角ごとのガラス種類の選定
- 屋根の軒の出寸法(夏は日射を遮り、冬は日射を取り入れられる)
などなどその敷地にあったプランをアソビエクラブ会員は提案できますので、ご相談ください。