これからの家づくりにとても大事なキーワード「ZEH」。
ゼロ・エネルギー・ハウスのことですが、これから家づくりを始める方は、避けてはいけない大切な言葉です。
全国各地のSW会員の皆さまの取り組みはおそらく、最先端を走っているとは思いますが、そのために各会社でZEHへの取り組みに必死で勉強もしていると思います。
①健康
②光熱費
③住宅ローン
④国策対策
⑤不動産価値
私はこの5つが大きなメリットだと思っています。
④と⑤は、将来性も含めて、住宅基準が変わる前から、基準以上の家づくりをすることで、建てて数年で「旧基準の家」とならないようにできる為、メリットとしてあげました。
大事なのは、①、②、③です。
この3つはすべて連動していて、最初に取り組みやすいのはやはり②光熱費でしょうか。
無駄にエネルギーを使わないために断熱性を高くし、家の中の空気が無駄に出ていかないように気密性を高めます。太陽光発電を屋根に載せて(載せすぎると建物価格が高くなりすぎます)使うエネルギーと発電するエネルギーをゼロにします。
これで、光熱費は毎月かかりません。
③の住宅ローンです。
「家を建てる」となったときに気にするお金は住宅ローンだけではありません。
毎月かかるお金には「光熱費」もあります。
②の光熱費をゼロにすることは、住宅ローンにも影響してきます。
毎月の積み重ねが1年、3年、5年、10年と経過すれば、光熱費がかかるZEHではない家のほうがお金がかかってしまうでしょう。
そして①の健康です。
ZEHを建てたお客様や、取り組む工務店の皆様は知っているでしょうが、家の中の環境が全然違います!
冬も夏も寒すぎず暑すぎず、快適に過ごすことができ、冬場のお風呂でのヒートショックも防ぐことができます。
何よりも季節によって「我慢」することが無くなると思います。
ヒートショックも熱中症も心配いりません。
特に健康です。
日本の従来の家づくりは、健康に対して我慢し過ぎです。
よく言われるのが「冬寒くない家で暮らすと体が弱くなる」これには根拠はありませんので、信じ込まないでくださいね・・・。
ZEHはこれからの住宅基準ではありますが、それ以上に多くのメリットがあります。
ローコスト住宅に比べると、初期投資が高く見えますが、それは最初だけです。
それ以上に良いことがたくさんあるのが、本当のZEHの魅力です。