ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)はトータルでお得?!

太陽光発電の買取り価格が年々下がる中、住宅の屋根に載せる太陽光の積載量は売電に重きを置くより、自家消費で光熱費(一時エネルギー消費量・水道料金は除く)の負担をゼロにするということを目標に決められるようになってきました。

大手住宅メーカーは「住宅のエネルギー収支をゼロにします」などと耳障り良くささやき、住宅展示場を覗けばZEHの文字が目に入らぬかとばかりZEH旗がはためいています。
ZEHでなければ普通の住宅ではないといわんばかりですが、2030年以降は、まさにそんな時代がやってくるのです。

Mさんは住宅ローンも完済し55歳になったのを機に、築30年の自宅を思い切って新築したいと考えています。子どもも自立目前、そろそろ老後の2人暮らしに備えて平屋の家がいいな、なんて夢が膨らみます。

現在の住まいは1990年代の建売住宅のため断熱性能も低く、夏熱く冬寒く、冷暖房の効き目はいまいち。
冷暖房のない部屋や玄関、廊下、トイレ、洗面所は冬のヒートショック、夏の蒸し暑さで健康的にも良くありません。

光熱費は年間約25万円かかります。この光熱費がゼロになり、電気代を自給自足してみたいけど、断熱性を高くし太陽光発電などの装置をつけたら建築費が跳ね上がってしまうからと諦めかけています。

浩和建設_ZEHZEH対応住宅にするためには初期費用が多少かかりますが、光熱費も現在よりかなり安くなりますし、長期的なスパンで考えれば断熱・気密対応費や太陽光発電設備のコストを含めても、かえってお得になる場合も多々あります。

また、ZEH対応住宅1棟当たり125万円の補助金も今年からできましたので、是非活用してください。(ただしZEHビルダーが建設し、一定の要件を満たすことが必要です)

これを知ったMさんは、早速近くのZEHビルダーを探して、納得いくまで話を聞いてみることにしました。

*光熱費のデータや設備等の費用については工務店に直接お尋ねください。