パッシブハウスの魅力

アーネストホーム_パッシブの魅力最近よく耳にするパッシブハウスとはどういうものなのか?
今月の「知っ得情報」ではパッシブハウスの魅力について少しお話させていただきます。

ことの始まりは、今から18年前の1997年12月に日本で開催し取り決められた、
地球温暖化を防止するための国際的な枠組み。「気候変動枠組条約」すなわち京都議定書からです。
その時議長国である日本は、2008年~2012年の間に基準年(1990年)より6%削減すると
宣言しました。

しかし実際は削減どころか増加の傾向というのが現実です。
そんな現実社会の中、3・11の東日本大震災を大きな契機として
パッシブハウスを見直そうという力強い動きが始まりました。

では、本題のパッシブハウスの魅力とは?
夏涼しく・冬暖かく、快適な住環境を設備機器に頼らず実現させる家のことです。

例えば
〇真夏の日差しを避けるために屋根の軒先を深くする。
○風通しが良くなるように窓の位置やガラスの種類を効果的に変える。
○真冬のすきま風が入らないように建物の気密を良くする。
○温めた熱が逃げないように断熱性能を高める。

これにより温室効果ガス(CO2等)の発生を最小限に抑えることができ
心身ともに快適・環境にも優しいですね~

家づくりをお考えのみなさまへ
設計の段階で気密・断熱・通風・採光をより効果的に取り入れ数値化し
トータル的にデザインする究極の省エネルギー住宅『パッシブハウス』を
キーワードに入れてみませんか?

記事提供 : 千葉県  有限会社アーネストホーム  仁木俊和