電力の自由化で電気購入先と発電した電気を売る先も選べる

これまで、電力は電力会社がすべてを管理して販売してきました。それは電気を日本国中に安定供給するため、国が管理をしていたためです。

しかし、独占禁止法や様々な不祥事による影響から2013年11月に「電力システム改革法(改正電気事業法)」が国会で成立しました。
それにより、2016年から電気料金を電気事業者によって自由に決定して、供給することが可能になりました。

この電力自由化によって期待されていることは、電気事業者同士の競争が活性化し、電気料金の単価やより良いサービスに向上をすることです。

実は電力の自由化によって、電気の購入先だけでなく、発電した電気を売る相手も選べるようになります。
その結果、電気の買い取りでも競争が生まれ、固定買取価格よりも高く買い取るという企業も出てきました。

現在発表されているサービスを見てみると、そのほとんどが固定買取価格より1円高く買い取るというプランを発表しています。
たった1円と思うかもしれませんが、年間で考えるとかなりの利益になります。

電気を「買う」ことの情報の方が多くニュースになっていますが、「売る」ことにも目を向け

電力自由化の始まるこの機会に、改めて太陽光発電について考えてみるのはどうでしょうか。

記事提供 : 鈴木建設株式会社 鈴木貴宏