電力小売りの「全面自由化」まで1ヶ月を切りました。
参入する事業者はラストスパート!という段階でしょうか?
さらに顧客数を増やすために、『料金が安くなります!』『ポイントが付きます!』
というような私達消費者に『おいしい話』を紹介していると思います。
そんな営業合戦が繰り広げられる中、消費者庁が電力自由化にからむ「5つの誤解」をまとめているのを見つけました。
その5つの誤解とは・・・
誤解1:停電が起こる!?
誤解2:新たに電線が必要!?
誤解3:3月中に契約が必要!?
誤解4:クーリング・オフはできない!?
誤解5:スマートメーターは有料!?
(消費者庁作成パンフレットより)
ちなみに、これらはすべて『誤解』ですので、
1. 停電は起きません(流れてくる電気の質は今までと一緒です)。
2. 既存の送電線・配電線を使います。
3. 4月以降でも契約できます。
4. 訪問販売・電話勧誘で申込みをした場合にはクーリング・オフできます。
5. スマートメーターを購入する必要はありません。
ところで、新電力大手の日本ロジテック協同組合が業績悪化を理由に電力小売りの登録申請を取り下げというこの自由化を前に少し心配な空気が流れました。
今回の日本ロジテック協同組合のように、ある日契約先が送電を止める!となった場合でも、電力会社が(関東だと東京電力になります)代わりに供給を行いますので、電気が止まることはありません(←後日、契約先を切り替える必要はあります)。
これは『誤解1』に含まれるトピックですね。
料金プランや各会社独自のポイント付与の仕組みなどは、なかなか単純ではなく、きちんと理解するのには時間もかかると思いますが、十分納得した上で切り替えすることをお勧めいたします。
記事提供 : アソビエ神奈川 大栄建設株式会社