寒さ対策と聞くと、コートやマフラーで厚着をするイメージはありませんか?
衣服で寒さ対策も大事ですが、実は住宅の寒さ対策が、とても大切。
平成26年の東京都健康長寿医療センター研究所が発表した資料で、入浴中の心肺停止(以下CPAと略)状態に陥った全国の高齢者のデータから、冬期の室内温度が高いとCPAの発生頻度が下がり、気温の変化に合わせた住宅の温熱環境づくりが予防に大切であることも示されました。
そして、外気温の低さだけでなく住宅の温熱環境が関係することが分かりました。
冬期の住宅の温熱環境づくりに、暖房器具を家中に置く方法もありますが、住宅そのもので寒さ対策をする方法をお勧めします。住宅そのものの対策は、寒さを入り込ませず暖かさを逃がさない高い気密性能と、外からの寒さと室内の暖かさを伝えにくくする高い断熱性能で実現できます。
気密・断熱性能の高い住宅は、夏も冬も快適。住宅そのもので寒さ対策はいかがでしょうか。
記事提供 : 株式会社小沢工務店