お部屋の熱を逃がす奴は何だ?

Mさんが住み慣れたマンションを売却して築25年の中古住宅を購入したのが昨年の夏。

20帖のLDKのキッチン部分には出窓とはめ込み小窓があり、北向きとは思えない明るさで、奥様のお気に入りの場所でした。

ところが本格的な冬を迎え、早めに雨戸やカーテンを引き、LDKをエアコンや電気カーペットで温めてもキッチンの方から冷たい空気がひたひたと押し寄せてくる感じがして、ちっとも暖かくないのです。

実はこの冷気はキッチンの窓から。冷たい窓面に触れた室内の暖気が冷えて重くなり床に下りてくるコールドドラフト現象を引き起こしていたのです。

出窓の近くにはコンロがあるためカーテンで窓をふさぐわけにもいかず、奥様は窓の面積の少ないマンションがよかったと後悔しきり。

そんな時ポストに入ったのが近くの工務店のチラシでした。

防寒と結露対策にインプラスがお勧めということで、早速チラシを握りしめてその工務店に相談に向かった奥様は「建物から逃げ出す暖かい熱の48%は窓やドアから。

工事は躯体を壊すことなく一日でできますので、まずは窓ガラス対策をしてみては?」との言葉に大きく頷きました。

工務店に調査をしてもらい、キッチンの小窓と浴室、洗面所にはインプラスを、キッチンの出窓はインプラスでは使い難くなるため、サッシ枠はそのままで複層ガラスに替えることにしました。

リーフォーム後は重たい冷気がひたひたと押し寄せてくる感じはなく暖房効果も高まり、おまけに結露防止の効果も得られたと喜ぶMさんのご家族。次は玄関ドアを断熱ドアへ交換するために貯蓄中だそうです。

記事提供 : (株)浩和建設