換気

24時間換気の法令による義務化は2007年から始まりました。

既に13年が経過しましたが、その間、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が蔓延するまで注目されず、消費者だけでなく家造りのプロでさえも軽視されてきたと言っても過言ではありません。

古来の日本建築は夏に重点が置かれ、いかに風通しをさせるか工夫されていました。寒い冬は耐え忍ぶのが日本文化だったのですが、近年は冬に重点を置く設計に変化しました。

換気対策が充分でない状態で通気を止めてしまう住宅が多く現れ、人には化学物質過敏症、家には結露や腐敗が多発し大きな問題となりました。

スーパーウォール工法とは換気と断熱の相反する対策を両立できる建築手法です。

我々スーパーウォール会会員は日々研究を重ね、人にも家にも優しい家造り、省エネルギー、長寿命による環境負荷軽減を行っています。