暑い日が続き、エアコンが活躍する時期になりました。
皆さんがエアコンを買う(買い替える)時には、何を一番重視して選びますか?
一番は価格だと思いますが、最近は、性能を重視する方も増えてきています。
星の数や省エネ基準達成率、電気代など気にしますが、そこに一緒にあるAPFの数字を気にする方はまだ多くないと思いますので、今回はそのAPFについて話していきます。
まず、APFは、JISで定められている規格に基いて運転環境を定め、1年間運転した場合の運転効率を示します。「通年エネルギー消費効率」と呼ばれています。
数字が大きいほど優秀な機種となり、簡単に言えば、1のエネルギーが何倍のパワーになっているかを数値で表現していると理解すれば、わかりやすいでしょう。この数値が大きほどエネルギー効率がよい省エネ型の機種ということになります。
近頃のエアコンのAFP値は、スタンダードモデルで「6弱」程度ハイスペックモデルで「6」以上のものが多く見られます。
省エネ性能が高いモデルは、価格もそれだけ高くなりますので、省エネ性能と価格のバランスを見極めることが、賢いエアコン選びの最大のポイントとなるでしょう。