給水管の凍結対策

皆様こんにちは。

今年の冬はかなり寒いですね。先日もさいたま市で氷点下10度を記録しましたが、例年の冬よりも寒い様な気がします。これから2月もまだまだ寒く乾燥した日が続きますのでくれぐれも火の用心を心がけましょう。

今回のテーマは『寒さ対策』ですが、1月22日月曜日の関東地方では大雪後、寒さが厳しくなっております。何軒かのお客様から水道の凍結や給湯器のお湯が出ない、外水道のコン柱の漏水、給湯器への給水管の凍結による漏水などでご連絡頂き、対応させて頂いております。

朝の忙しい時間に水が出ない、お湯が出ないは本当にお困りだと思いますので迅速な対応を協力業者の水道工事店に指示致しておりますが、事態は集中致しますのでご訪問までお時間を頂きご迷惑をお掛けする事もございます。申し訳ございません。

そこで、日頃の『寒さ対策』が必要になります。

最近新築された住宅は、外回り給水配管は塩ビ管等を使用しているケースがほとんどで、凍結深度より深く埋設されていれば土中で凍結することはありません。

また、給湯器も最近の物はほとんど凍結防止装置がありまして、ブレーカーを落とさなければ給湯器内部で凍結するようなこともありません。

では、どうして水道や、給湯器の凍結が起こるのか?

どちらも外部露出配管部分で起きていることがほとんどです。給湯器は建物の外に設置しますので、配管はどうしても外部に露出します。当然配管はむき出しではなく保温材を巻き付けます。最近では配管材も架橋ポリエチレン管を使用しますので凍結が起こりにくくなっていますが凍結が起きます。給湯器と給水配管、給湯配管の接続部分の金属部で凍結がほとんどのようです。保温材は給湯器の接続部ギリギリまで巻きますがどうしても隙間が出来ます。また、給湯器の水抜き金具は機能上露出部分がありますので、その部分が冷やされて凍結が起きるようです。

特に気温が下がって、風が強かった日の朝方に起こるようです。

いよいよ対策ですが、保温材をしっかり巻いた上で風よけの配管カバーを付けるのが一番良いようです。それでも冷え込むときには凍結しますので、配管部分に電熱ヒーターを巻くのが良いと思います。

住宅もそうですが、しっかりした保温(断熱)と風よけ(気密性能)が『寒さ対策』の胆ですよ。

只今、家づくりフェスタ開催中です。高性能住宅の良さが分かる、リクシルショールーム東京にある住まいスタジオで『寒さ対策』された家をぜひご体感下さい。お申し込みはお近くのアソビエの建築会社へご連絡くださいね。

株式会社 小泉建設 小泉昌之