今日から始められる地震対策

ここのところ、最近地震が多いですね。
いつ何時起こるかわからない地震、みなさんはどのような対策をしていますか?

先ず頭に浮かぶのは、家具の転倒防止対策でしょうか。
あの阪神・淡路大地震では、家屋や家具の倒壊が原因で亡くなった方は、全体の9割も及んだという事です。転倒防止のグッズも簡単に手に入ると思いますので、対策をしていない方はすぐにでも行なってください。

建物の耐震性や家具の転倒防止などの対策が済んだら、次に重要なことは“火”の対策です。地震の揺れを感知したら、ガスを止めるメーターなどは普及しておりますが、停電が復旧した場合の事故対策はまだまだ行なっている方は少ないかと思います。
地震では二次被害として、電気配線のショートや倒れたままの電気ストーブなどで発火してしまう事が多く見受けられます。その対策としては、『感震ブレーカ』というものがあります。この感震ブレーカは、一定以上の揺れを感じると自動的に電気を遮断するブレーカです。このブレーカが作動する目安は震度5強とされておりますが、このブレーカが設置されている場所が震度5強以上にならなければ作動しません。この感震ブレーカ、種類も分電盤タイプとコンセントタイプがあります。電気を全体的に遮断する分電盤タイプは工務店に依頼をされて設置する事が良いでしょう。コンセントタイプはコンセントの電気のみを切るだけのため、全ての電気製品を切りたくない人とか、ご家庭で取組みたい方向きかと思います。

この感電ブレーカ、自治体によっては補助金を交付しているところがありますが、残念ながら千葉県はまだないみたいですが・・・。『備えあれば憂い無し』、いつ何時起こるかわからない地震対策大切です!今日、今から始めましょう!