「補助金を使える、使えない」という視点での工務店選び

illust家を建てる時に最初から最後までずーっと気になることの一つにお金があります。
建物そのものの金額もともかく、年間の光熱費、税金関係・・・と上げればかなりたくさんあるかと思います。

払うお金ではなく、もらうことが出来るお金があります。
それが、国や市が出している補助金です。
早川建設が活動している、南房総市、館山市、鴨川市、鋸南町では、補助金が用意されていることが多いです。

 例えば、市外からの移住者で、市内の建設業者を利用し、年齢が若く、子育てをしている・・・という条件をすべてクリアすると、最大の補助金を受け取ることが出来ます。
書類等の提出が必要にはなりますが、その手間を割いても得ることが出来るお金は大きいと思いますので、是非活用してほしいですね。

そして、国から出されている補助金について。
こちらに関しては、近年条件が厳しくなってきました。

 グループをつくり、そのグループで決めた数値基準をクリアしないともらえない補助金もあります。
国に「私の会社はこれだけの数字目標を達成します」と宣言しないと、補助金を使う権利さえもらうことが出来ない補助金もあります。

何が言いたいかというと「補助金を使える、使えない」という視点から工務店を選ぶことも今後の家づくりには必要な事。ということをお伝えしたいです。
補助金を利用できる工務店であれば、厳しい自社基準を設け、国や行政に認められる活動をしているということが証明されているのと同等です。
逆に補助金を使えない工務店の場合、どのような家づくりをしてくれるのかもわからないです。
補助金も使えないうえに、自社の家づくりもどのようなものか明確ではないのではないかと予想できます。

 補助金をもらえるからラッキー!ではなく、その補助金の背景に視点を向けることで、皆さんがこれから家づくりを相談しようと思っている工務店のことが見えてくるかもしれません。

ちょっと違った「補助金」に対する見方でした。

 

有限会社早川建設 専務取締役 早川たけし