私たちが建てるお家では、壁・床（専門的には、構造体と言います）それにドアや窓が設置できた状態の時に必ず行う検査があります。
それが「気密測定」
窓に大きな機械をつけて、お家の中の空気を「ぴゅ～っ」と外に出します。そうすると・・・。
なんと！
玄関のドアを開けたくても、重くてなかなか開けられない そんな状態になります。
なぜこのような検査をするのかと言うと、それはお家のすき間がどれくらいあるかを調べるため。お家の中を真空状態にしているわけです。
もし、すき間があると、まさにすきま風のように「ぴゅ～っ」と空気が入ってきます。
ですから、すきま風が入るようなお家になればなるほど、どこかしらから空気が逃げるので
ドアが簡単に開いてしまいます。
（真空パックの食品の袋に少しでも切れ目を入れると、一気に中に空気が入るような感じです）
すき間が入るお家…寒いですよね（笑）逆に夏で考えれば、せっかく冷房した空気がどんどん外に逃げてしまいます。つまり、冷暖房の効率が良いから電気代もかかりにくいというわけで、家計にとってもメリットがあるのです。
実はこの検査、最近良く聞く「高気密住宅」であることの証明なのですが、一棟一棟検査されるハウスメーカーさんはほぼありません。
しかし、私たちは一棟一棟検査をしています。
だから「図面上のこうなるであろう数値」、ではなく、「実際の数値」がわかるわけです。
そんな、一棟一棟行う「気密測定」は、私たち建設会社にとっての誇り。そして、職人さんたちは、その数値のレベルＵＰのため、日々技術を磨いています。
新築をご検討されている方。ぜひ「我が家のすき間ってどれくらい？それって、実際に測定した数字がわかるのですか？」と聞いてみてくださいね。
