家の中こそ花粉対策を!

image001スギ、ヒノキ花粉のシーズンが到来しました。花粉症の方にとってはつらい季節です。さらにヒノキ花粉アレルギーの方は5月中旬ごろまで、鼻水、くしゃみ、目やのどの痒みや傷みで日々悩まされます。

 手軽にできる対策としては、マスクや花粉防止メガネなどがありますが、これだけでは治まらず、医師の処方や市販薬に頼らざるを得ないのが現状です。

 かくいう私も30年来スギ・ヒノキ花粉症とともに、本来なら冬から春のステキな季節をうっとおしい気分で過ごす一人なのです。

 花粉の多く飛ぶ日はなるべく外出は控えてと、よく言われますが、経済活動をする身としては不可能なこと。この時期は、特に早く家に帰ってすっきりしたいと思うのですが、なんと家の中には毎日2000万個の花粉が入ってきているのだそうです。

よく、花粉を家に持ちこまないようにと言われます。実は外衣による持ち込みは花粉の家への侵入経路のわずか2.4%、洗濯物や布団による侵入と含めると約4割が布類に付着して侵入します。
この時期、洗濯物や布団はなるべく家干しか乾燥機などの使用で花粉の進入をシャットアウトしましょう。

そして残りの約60%は換気による侵入です。

現在の住宅は2時間で家全体の空気を入れ替える仕組みになっていますので、寒い季節はそう頻繁に窓を開けて換気をする必要はありませんが、部屋で石油やガスストーブを使う場合は、窓を開けての換気は必要となります。その場合窓を全開するのではなく、カーテンや網戸をしたまま10㎝程度の隙間を開けて花粉の進入を抑えましょう。また、換気フィルターをこまめに交換したり、空気清浄機も24時間運転させ、床に落ちた花粉は濡れた雑巾や紙モップでふき取るのがより効果的です。

私たちSW(スパーウォール)会員で建設する高性能発砲ウレタンの断熱材と気密性の高いサッシを使用した高気密、高断熱、計画換気の住宅は、まさに花粉やこの時期の強い風によるホコリの進入を極力抑えることのできる住宅です。

全棟気密測定を行い、1平方メール当たりの隙間を0.5㎝/㎡程度に抑えた超気密住宅です。換気も直接各部屋に壁に開けた穴から空気を取り入れるのではなく、各部屋をダクトでつなぎ給排を調節し、高性能フィルターで汚れた花粉やほこりをブロックする第一種換気システム換気だから、窓開け換気の必要もなく、花粉の侵入も心配はほとんどありません。

実はわたくしは昨年末からSWスーパーウォールで建てた住宅で暮らし初めたのですが、

今年花粉症の症状を感じたのは2月下旬と、例年より2週間程度遅く花粉症の症状が出現しました。これもSWと計画換気のお蔭だと実感しています。
SW!ありがとう!