最近寒い日と温かい日が繰り返し訪れ、春二番も吹いてだいぶ春めいてまいりました。
暖かくなるのはうれしいですけど、厄介なのが、花粉なのではないのでしょうか。
私は幸いながら花粉症ではなく、花粉症の方の苦しみは味わった事がありませんが、
突然歳を取ってから発症した方が廻りに沢山いるので、うかうかしていられません。
今回は花粉アレルギーの話です。
花粉対策で重要なのは、そもそも花粉を家に持ち込まないことです。
どういったとこから家に入り込むかというと、
- 窓を開けた換気
- 洗濯物や布団の外干し
- 衣類への付着
などなど。。。
ではどのような対策が有るのでしょうか。見ていきます。
1.ハイテク素材に頼る。
ハイドロ銀チタンという物をご存知でしょうか?
光触媒を進化させ光のない状態でも分解能力を発揮するハイブリッド触媒です。
なんのこっちゃと思われると思いますが、これが、花粉を水に変える力をもっているのです。ついでに汗や匂いも水に変えてしまうハイテク物です。
タンパク質を水に分解するんだそうです。
にわかに信じがたいですが本当です。
マスクやタオルなどですでに実用化がされています。
今はこんな凄い物が開発されています。ちょいとお高いですが、花粉症がひどい方は買ってみてもいいのではないでしょうか。
2.間取りによる花粉対策
花粉対策では、とにかく花粉を部屋に持ち込まないことが一番の対策です。そのために間取りを工夫することはとても大切です。花粉は外から入ってくるものなので、特に玄関まわりを肝に考えます。
次のような点にきを付けましょう。
花粉の付きやすいコートなどを収納できるクロークスペース等を玄関近くに計画する(玄関→クローク)
玄関近くに手洗い洗面スペースを作る。
室内物干しスペースをつくり、外での洗濯物干しを避ける。
などが上げられます。
3.換気システムによる花粉対策
2003年の改正建築基準法により住宅への換気設備設置が義務化されました。そのことが、現在では家の換気だけでなく花粉症、PM2.5、黄砂対策にも役立っているのです。
室内の湿気や汚れた空気を排出し、新鮮な空気を室内へ取り込むことが重要です。2時間で家中の空気が入れ替わるのが理想とされています。
空気の入れ替えを行うと花粉が入って来るのに、どうして換気システムが花粉対策になるの?!と疑問を抱く方は鋭いです。
今は空気の取入口に高性能フィルターを取付て花粉などをシャットアウトです。PM2.5にも対応しています。凄いですね。
ただし、建物の気密性が低いと隙間から入ってきてしまうので、気密性が高い事が条件です。
住まいの作り方一つで花粉の時期でも楽な住まいの対策が今はとれます。
ご興味が有る方は各ビルダーさんにお問い合わせ下さい。
もっといいご提案があると思いますよ!?