1aa71b0ddbec66bfe43e83df59bd2329_l「雪」を連想するも千差万別と言えよう。

私にとっては、あまり良い印象のものとは言えないかも知れない。

 勿論、雪を待ちこがれている方々も沢山居りますし、日本の人々にとって大切なものであることも承知の上です。

 東京で生まれ育った私にとっては、苦手意識の方が優っている。

 そもそも東京は、とても雪に弱い都市です。江戸時代から、水路づくり開発で世界でも有数も運河の多い街です。現代の東京は、その運河に多くの橋が架かっています。

 その橋のたびに坂道があり、平坦な所が直ぐ途切れている。東京に行って気にして見て頂けると直ぐ分かると思います。

 そこに雪が降られると、たちまち雪に慣れていない都民は交通マヒに悩まされる。経済的にもマイナス、転んで怪我人続出(私も経験あり)で大騒ぎです。

 雪にまつわるお話しがありますのでご紹介します。

 学生の頃、雪国から上京してきた学生が

   田舎では、勝手に降ってくる雪に半年近くお金をかけなければならないので大変です。
と言う方が居ました。すると別の学生が

   雪は、やがて解けて無くなるからまだいいよ。うちの方は、海岸の砂が家の廻りに吹き積もってくる。解けないので砂の撤去に金がかかるよ。然も一年中。

 どちらも大変なんだな、と聞いていたことを思い出して居ます。

  もう一つ紹介します。沖縄から上京してきた学生から

   昭和47年5月15日にアメリカから日本に返還されましたが、その前日の在る小学校での出来事です。

   先生が、「明日から沖縄もまた日本になります。」と児童に話したら、児童の1人が「先生、じゃあ今度沖縄にも雪が降るの?」

  学生の頃、沖縄返還の重大ニュースに盛り上がっていた当時は、おかしくも笑えない話でした。

  いずれにしても、雪には色々な思い出があるのもまた事実です。皆さんは、如何ですか?