今年も残すところあとわずか。女性にはとても大変な大掃除の時期がやってきました。
「先ずどこから手をつけようかしら?」という方もいらっしゃるのではないですか。
そこで整理と収納のポイントをご紹介いたします。
お家をきれいにするには手順があります。
- ① 整理(不要な物を取り除く)
- ② 収納(整理した後にしまえる場所)
- ③ 片付け(片をつける)
- ④ 掃除
の順番です。
まず①の整理についてです。
- A,片付けたい場所にあるものを全て広げて出す。
- B,良く使うものは右に、ほとんど使わないものは左にわける。
- C,右に残ったものを元の場所に戻す。
これで右の山は終わり、次は左です。
左の物の中で簡単に捨てられる物と、そうでない物があると思います。
そうでない物には思い出がある為、捨てられないのではないでしょうか?
捨てられないものは今すぐ無理に捨てなくても大丈夫です!
まずは、箱を2つ用意してください。1つは『迷い箱』もう1つは『宝箱』です。
捨てられない物を二つの箱に区別し、『迷い箱の』の方には1年の賞味期限を設け期限をラベルに記入し、見えるように貼っておきます。
ボックスに期限を設け、随時中身を見直すことによってそれが本当に必要なのか必要でないのかがわかるようになると思います。
また、宝箱の中に入れる物の維持にお金をかける価値があるかどうかを、考えてみてください。
大切な人からプレゼントしてもらった洋服やアクセサリー、お子様が使われていたランドセルなど、どうしても捨てられない物(メモリー品)は誰にでもあります。
しかし、せっかく頂いた物なのにきちんとお手入れをして、きれいな状態を維持していないとかわいそうな気がしませんか?
もう着られない服やランドセルなどは、そのまま取っておいても、眺めることしかできません。
そのようなときは再利用し、お洋服はバックにリメイクしたり、パッチワークにリメイクしてマルチカバーを作ったり、ランドセルもお財布やアルバムにリメイクしてくれるお店にお願いするなどして、再利用できるかを考えるのが重要だと思います。
大切な思い出が詰まったメモリー品だからこそ、タンスの肥やしではなく再利用して使ってあげると、更に思い出が増え本当の宝物になると思います。
それでは、次は②の収納に移ります。
収納については次の5つの鉄則を押えると、きっとお家の整理環境が向上しますので参考にしてみてください。
<整理収納スキル5つの鉄則>
- A,適正量の確認(物を増やさないようにする/減らすことを前向きに捉える)
- B,動作・動線にかなった収納(高さや配列を考える)
- C,使用頻度別収納(5段階区別)
- 毎日使う
- 2~3日に1回使う
- 週1回使う
- 月1回使う
- 年1回使う
- 1年中1回も使わない『迷い箱』
- D,グルーピングの効果(ラベリングで更に分かりやすく)
- E,定位置管理(定位置は時々見直しが必要)
いかがでしたか?
整理の手順、メリットを考えながらやることによって、とっても効率よく片付けることができます。
ご家族みなさまで楽しみながら整理・収納にチャレンジしてみてはいかがですか?
日々とっても頑張っている女性のお役に立てましたら幸いです。