温度のバリアフリー

2011年の1年間で約17,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中の急死と推計されており、その死者数は交通事故により死亡者数(4,611人)をはるかに上回ります。
そのうちの14,000人ぐらいが高齢者の方だと想定されています。

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なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
主な理由としては、現在住んでいる住宅の断熱性能だと言われています。
日本の住宅は昭和55年に初めて「断熱性能・省エネルギー基準」が設けられ、その後、段階的に引き上げられています。

という事は、昭和55年以前の建物はほとんど無断熱状態であると思われます。

現在でも5,000万件の住宅ストックの内およそ4割が無断熱状態だと推計されています。
昭和55年基準では約4割弱、平成4年基準では約2割、平成11年基準では5%に
留まるのが実情だそうです。

最近では、日本の断熱性能は世界の中ではかなり低い位置にあると言われていますが、
確かに今までの住宅では否定できないようです。

しかしこれからは、我々地域の工務店であっても住む人にとって快適な家づくりを行っています。
特にSW会の会員さんたちは、省エネ住宅や断熱に拘る家づくりのプロが集まっています。

家造りの際はぜひ、我々SW会会員の方へご相談ください。
家族の皆様がケガや病気に悩まない住まいで過ごせることを願っています!