高齢「化」ではなく「高齢」社会と家づくり

「超高齢化」が進む現在の日本社会。

避けられない未来がもうすぐ目の前の現実に迫ってきております。
私たち、住宅を仕事とし、地域社会の発展を天命とする工務店は今現在の「高齢化社会」に目を向けるのではなく、これから先に迎える「超高齢社会」を見据えた家づくりを進めていかなければなりません。

先日聞いた話ですが、南房総市は「晩婚率」は全国1位だそうです。
「未婚」では別の集計が出るらしいのですが「晩婚率」では全国で1位。
すごい話だな・・・と未婚の私は他人事のように思っていたのですが、これは自分事してとらえなければなりません。

また、80年後には日本の人口が半分になっている予測はすでにたっていて、この未来を変えることは、もうできない。
ではどうするか・・・その先の未来に向けて、少しでも日本社会と私たちが住む地域社会がより良くなるために、手を打たなければならないと思っています。

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前置きが長くなりましたが、私たちは住宅業で地域社会を変えることが出来ます。
高齢化した社会に合わせる「だけ」の家づくりをするのではなく、その先の明るい社会まで描き、実現できるような家づくりを進めていくべきだと思います。

例えばバリアフリー「だけ」を考えるのではなく、おばあちゃんとお孫さんが、庭と縁側で一緒に遊べるようなご提案や、二世帯住宅でも、本当にお互いに無理をしないで譲り合い、意見を話せるような計画・・・リフォームでも新築でもできると思っています。

私たち早川建設は、南房総市、館山市、鋸南町をエリアとして活動しておりますが、まさに「超高齢」社会なのです。
そのど真ん中にいるからこそ「この地域はもうだめだ」なんて諦めたくない。
「住宅の需要が少ない」のは工務店が答えられていないだけ・・・。私たちは真剣にお客様と向き合って、高齢社会と向き合って、仕事に取り組むべきではないでしょうか。

アソビエ会員の工務店の皆様は、各社、地域社会において必要とされる存在になっておられる方だと思います。
ぜひ、家づくりを考える際には、相談してみてはいかがでしょうか。