二世帯住宅の考え方

日本は、日本だけでなく世界的にみても経験のない超高齢化社会が現実味を帯びてきました。
10年後には5人に1人が75歳以上の高齢者となります。

超高齢者社会に向けて、健康寿命という言葉が聞かれるようになってきましたが、医療、介護においては深刻な社会問題となってきています。

高齢者単独の世帯も急激に増加しています。老々介護や単独世帯による孤独死の問題なども考えなければなりません。

高齢者社会の暮らしはどのよえに考える必要があるのでしょうか?

住においては高齢者向けの住宅は充実してないことが挙げられます。

一戸建て持家の高齢者が、売却や賃貸をしてマンションに引っ越した、なども話としてよく聞きます。セキュリティなどの面は良いと思いますが、マンションはそのデザインであったり立地など若者世代向けのような気がします。
バリアフリー化は進んでいるとはいえ、構造上のバリアフリーであり、間口の広さが不十分であったり、よく見るのは廊下側の北側の部屋はジメジメした倉庫のような状態です。
老後の資金的なところからも好条件のマンションは少ないようにも思います。

一方、戸建住宅の場合は色々な策を練る幅は広いと思います。
戸建に住む場合は築年数による老朽、耐震の問題、無断熱など改善しなければならないことがありますが、その地域に長く暮らしてきた地域とのふれあい、子世代とのコミュニケーションなど幸福度という面において多大なメリットがあります。

2033870cdb23d170b4f57576ef365f30_l_r皆さんが老後に一番心配なことはなんでしょうか?
私の親は元気ですが、老後に介護など必要になっても子供の面倒になるのは嫌なようです。そのニュアンスは迷惑をかけたくないという考えに聞こえます。

また、私の地域のお客様も高齢になってきていますが、必ずと言っていいほど、介護、の話が出てきます。
介護に向けた準備をして行くという考え方を健康な今からしなくてはいけない、というのは残念な気がします。
健康なうちに健康を維持する、という考え方にして見ると、冒頭の医療や介護の問題に解決の糸口が見えてきます。

国の施策でも、2世帯住宅に対する補助、税制などを打ち出しています。
自治体によっては、市街から親世代との同居や近隣への移住に対して、手厚い補助金を出しています。
このこれからの住まい造りを考えるときにはとても重要な考え方になることでしょう。