私たちが提案し続ける高気密・高断熱住宅。
省エネ基準法を越えるHEAT20のG1・G2という基準を
できるだけ簡単にまとめてみました!!
まず、HEAT20とは何か??
Hyper Enhanced insulation
超 強化された 断熱材
and Advanced Technique for 2020houses
高度な 技術・技法 2020年の家
HEAT20:“2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会”の略称であり呼称
目的 ~深刻化の一途を地球温暖化とエネルギー問題の対策を!~
HEAT20は住宅の更なる省エネルギー化をはかるため、
断熱材などの建築的技術に着目し、住宅の高断熱化に
よる居住者の健康と快適性向上のための、先進的技術
開発と断熱化された住宅の普及を目的としています。
具体策 ~HEAT20が提案するG1とG2という省エネ基準~
なるべくコストをかけずに、でも必要な“快適さ”はクリアできる
ように考えられえたもので、2020年に義務化されるH25年
省エネ基準はもちろんですが、もう少し高度なG1とG2という
2つの基準と例示仕様が具体策として打ち出されました。
G1・G2という基準の家
断熱 |
皆さんが家づくりの際に気にするのは |
聞きなれない〇〇基準というコトバ。こんなコトバに置き換えてください。
S55年基準(旧省エネ基準) 1980年代の家
H4年基準(新省エネ基準) 1990年代の家
H11年基準(次世代省エネ基準) 2000年代の家
H25年基準 これからの家
G1基準 先進的な家
G2基準 理想的な家
HEAT20の提案する家づくりのコストって??
【当社の実例でご紹介いたします】
これから新築をされるE様ご家族はご夫婦と、お子様がお2人の4人家族です。
H25年基準相当の家と、G1基準相当の家・・・
「費用のことがあるので・・・」とどちらの仕様で建築しようか迷われていました。
H25年基準の仕様よりも
G1基準の仕様のほうが断熱工事費が228.9万円高くなってしまいます。
しかし、G1基準とする事で長期優良住宅の認定を受け、
120万円の補助金を受ける事ができます。
さらに、断熱性能の高いG1基準ですとH25年基準よりも
光熱費が年間5.9万円安くなると考えられます。
という事は・・・
約18.5年間で228.9万円の差額分は回収できてしまうと言う事です。
さらに、30年間ではG1基準の方が約68.1万円コストが抑えられている
という事になるのです。
ここでは“将来的なエネルギーコストの上昇”や“住宅ローン金利の軽減”、
断熱性能向上による“健康改善”や“快適さ”を考慮していません。
この、“+α”の部分を考えると
断熱にかかる工事費用はプライスレスだと考えられるのではないでしょうか?
E様ご家族もこれらの事を考慮した結果、G1基準相当の仕様でご新築される事を
選ばれました。ご入居されてから1年、その “快適さ” にご満足いただき、お喜びの
声をいただく事ができました。
+α |
G1・G2基準の家に暮らす“効果”と“快適さ” |
この項目は挙げればキリがない!ので、代表的な4つの効果をご紹介!!
●住宅のエネルギー消費量はH25年基準より10%強削減
●ヒートショックリスクの軽減
ヒートショックの原因となる各部屋(特に浴室・洗面所)の温度差を少なくする。
S55年基準では9℃もあった温度差がG1では5℃以下、G2では4℃以下の温度差に。
●快適
“快適さ”に影響を与えるのは体感温度。S55年基準に比べると体感温度に2℃も差がでる。
●良質な睡眠
室温が20℃になった寝室の暖房を夜11時に消して、朝5時の室温がH4基準の住宅では
9℃以下になり、H25年基準では11℃程に、G1基準では13℃程、G2では15℃程にしか
下らないように計算されています。
高断熱住宅は省エネ(光熱費削減)以外にも快適性に優れ、
健康や美容・豊かな生活へと繋がります。
家に居る時間というものは人生においてとても長く、大切な時間ではないでしょうか?
その時間が“快適である”という事は、お金には換えられない“かけがえのないもの”で
あると私達は信じています。
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