ゼロ・エネルギー・ハウスを建てない人にも知って欲しい『ゼロ・エネルギー・ハウスのこと』

PDF版:ゼロ・エネルギー・ハウスを建てない人にも知って欲しいゼロ・エネルギー・ハウスのこと

国がゼロ・エネルギー・ハウスに取り組んでいるんです!

日本の家は短命
世界に誇るジャパンブランド、
住宅においては通用しないのが現状です

日本は世界トップクラスの長寿命国であり、もう何年も連続で世界第1位であることは知っている方も多いかと思います。では日本の住宅の寿命はどうでしょうか?

実は、日本の住宅は先進国の中で圧倒的に寿命が短いのです。

それでいて住宅の価格や、エネルギー消費量は高いのです!なんと、ドイツは日本の1/7以下の程のエネルギー消費量だと言われています。ZEH 先進国住宅の寿命ランキング

 

 

 

なぜ日本の住宅は寿命が短いのか?
日本の家は使い捨て!?“MOTTAINAI(モッタイナイ)”はどこ行った??

住宅の質が悪い
戦後の日本で住宅に求められたのは質より量でした。そして、高度成長期には住宅ローンが創設され多くの国民が家を買い求める時代に入り、住宅が大量生産されました。そんな中、質の悪い家も多く建築されました。その後、建築基準法や品確法、省エネ基準法などが整備され住宅の質は上がってきていると言えるでしょう。しかし、日本の省エネ基準は世界から見て低水準であり、義務ではなく努力目標とされているのが現状です。(2020年に義務化となります。)

中古市場の流通が活発でない
海外では家族のライフスタイルに合わせて住み替えをする人も多く、中古市場は活発に動いています。しかし、日本では築15年経つと建物の価値はほとんど無くなってしまうと言われ、住み替えようにも中古住宅の売却は難しいのが現状です。この様な事から、売買するよりもいっそ取り壊して建て替えてしまおうと言うことになるのでしょう。

リフォームのしにくさ
暮らしているうちに家族のライフスタイルが変化し、部屋を分割したりくっつけたり増築したりしたくなるものですが、住宅の構造や仕組みがそれに対応出来ず、建て替えに踏み切る方が多くいます。

逆に言えば、将来のリフォームに備えて耐久性だけでなく、間取り変更に対応できる構造や水回りの配管などを工夫しておけば、リフォームをしながら快適に暮らしていく事が出来るでしょう。

 

 

東京オリンピックイヤー、2020年が1つのキーワード!
2020年までに、いや!次の消費増税のタイミングだと言われている、2019年10月までに建てるべき家は“購入時、それなりの安い家”では無く、“未来を見据えた地球に優しい高性能な家”と言うことなのです。

日本の住宅が抱えるもう1つの大きな問題が“エネルギー消費量が高い”と言うこと。
近年の異常気象などを考えると環境問題は地球に暮らす者として無視できない問題で、原因の1つにCO2(二酸化炭素)があることはご存じの方も多いと思います。

その二酸化炭素排出量が日本は世界第5位の大量排出国なのです。つまり、日本は低炭素化に真剣に取り組まなくてはならない国だと言うことです。

それは住宅においても同様で、国交省により低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議が開かれています。そこで出された中間とりまとめでは、2020年には“省エネ基準法を義務化”“ゼロ・エネルギー・ハウスを標準的な新築住宅とすることを目標とする”とされています。
これまで努力目標であった省エネ基準が義務化になることで新築住宅における省エネ水準は最低限守られ、住宅の質は向上するという事になり、新築住宅の価格も少なからず上昇する事でしょう。

しかしながら、省エネ基準の義務化は通過点であり、目標はゼロ・エネルギー・ハウスを標準的な新築住宅とする事なので、ただ省エネ基準を満たした住宅というのは十分であるとは言えません。付け加えると、大手ハウスメーカーなどでは「省エネ基準を満たした住宅」なんて言葉は聞かれません。すでに、“長期優良住宅”“低炭素住宅”“ゼロ・エネルギー・ハウス”といった高性能住宅が当たり前なのです。さらに、国交省では少しでも良い家を建ててもらえるよう、該当する高性能住宅の新築の際に100万円を越える補助金事業を実施しています。                
ジーマ君×指示オリンピックマーク     なるほど!エコ丸×なるほど

 

 

 

ゼロ・エネルギー・ハウスってどんな家?
ゼロ・エネルギー・ハウスとは、
1年間で【一次エネルギー消費量】-【創エネルギー】=0(ゼロ)の家

光熱費0円の家ではなく、一次エネルギー消費量収支0の家なので間違えないよう気をつけましょう!

 【一次エネルギー消費量】
化石燃料や核燃料、太陽熱、太陽光、水力、地熱、風力など、自然界に存在するままのエネルギー源のことです。ガスや電気など、一次エネルギーを利用しやすい形にしたものは二次エネルギーと呼びます。ゼロエネ住宅の消費エネルギーを計算する場合、二次エネルギーは一次エネルギーに換算して計算します。

【創エネルギー】
主に、太陽光発電システムによりエネルギーを創りだすことです。


最近では、太陽光発電システムを見かける事も多くなり、屋根にパネルを搭載するという事はご存知かと思います。ですが、太陽光発電をすればゼロ・エネルギー・ハウスになるという訳ではありません。
それは、屋根に乗る分のパネルでしか発電できないからです。地域や屋根の向きなどにより日射量は異なりますが、発電量には限界があります。

一般的な戸建住宅で発電できる量は“高が知れている”

つまり、ゼロ・エネルギーとする為にはまず、
一次エネルギー消費量を出来る限り少なくするという事が重要なのです!


太陽光発電でエネルギー消費量がまかなえる家  ではなく、

エネルギー消費量を発電量までに抑える事の出来る家
ジーマ君×指示②

 

 

 

 

消費エネルギーを出来る限り少なくする
省エネ機器の設置と家の断熱を両方ちゃんとやらないとダメ!

・LED照明を使用する
・電化製品(エアコン・冷蔵庫など)を省エネ性の高いものにする
・節水トイレ、節水(節湯)水栓、節水コマなど水廻りを見直す
                         =省エネ設備・機器の採用

ゼロ・エネルギー・ハウスだけでなく、新築住宅ではもう当たり前に行われています。そして、これだけではゼロ・エネルギーには成り得ないのです。

ゼロ・エネルギー・ハウスの決め手は断熱!!               

一般的に、夏はエアコン・冬は暖房を使用して室温を調節します。
断熱性の低い住宅では、いくら省エネ性能の高いエアコンや暖房機器を設置したとしても、稼働し続けなければならない・設定室温に達するまでにパワーや時間がかかってしまう為、多くのエネルギーを消費してしまいます。

そこで、ゼロ・エネルギー・ハウスの省エネ性には住宅の断熱性能を上げることが求められます。
住宅の断熱性を上げることは、家全体を魔法瓶にすること。夏は涼しさを、冬は暖かさを保ち、快適でありながら、空調設備の稼働率を下げると言うことです。

 

 

 

ゼロ・エネルギー・ハウスの第一歩は『断熱』
附属設備は置いておいて、効果いっぱいの『断熱』を最優先しましょう!

省エネ設備・機器、断熱、太陽光発電の3つの要素をすべて満たさないとゼロ・エネルギー・ハウスにはなりません。

なので、費用などの問題からなかなか手を付けられず諦めてしまう方が多くいます。むしろ大半のご家族がそうです。でも、今は出来なくても、将来の為に1歩踏み出しておくのも良くないですか?

将来、ゼロ・エネルギー・ハウスになりうる家を建てると言う選択です。

その1歩目は『断熱』です。省エネ機器類や太陽光発電は、建物の上に乗っかっている附属設備です。そして、省エネ設備や太陽光発電は、断熱性があってこそ本来の効果を発揮できるのです。

さらに、断熱には省エネ以外にも快適・健康・美容など多くの効果がありますが、省エネ設備も太陽光発電も効果は“光熱費の節約”“エコ意識が高まる”といったころでしょうか・・・。

※断熱による健康への効果などは、当社HP上にある
『~夏の木陰、冬の陽だまりの家~パッシブデザイン住宅』にて紹介しております。

 

 

 

2歩目は『省エネ設備』
省エネ設備のホームグラウンドは断熱住宅

新築の際に妥協をしたとしても、ある程度の省エネ性能を満たす設備がついているはずです。

また、意図しなくても耐用年数をすぎてリフォームをせざるを得ないという事もあるかと思いますので、チャンスだと思ってより良い物へリフォームする事をお勧め致します。なによりも、省エネ設備・機器は断熱性の高い住宅で最大限活かすことが出来ます。


・空調設備の稼働率を最低限に。
・温かさ長持ちの断熱浴槽のお風呂にしても脱衣所が寒いとガッカリ。
 断熱住宅なら家中むらなく暖かい!
・冬、冷えによる頻尿が改善して、節水トイレの使用頻度が最小化。   など


 

 

 

仕上げは『太陽光発電』
電気は使わないから売れるのです!

太陽光発電は売電価格が下がっていくと言う事から、急いだ方がいいと考えている方が多くいます。しかし、太陽光発電の補助金も終わり、一般的な戸建て住宅では設置費用+メンテナンス費用の元を取るのは困難です。先にもお伝えしたとおり、発電量には限界があり高が知れています。一般的な住宅で(南面へ)10kw以上のパネル設置は困難です。10kw以下の設置の場合は、(発電した電気を使いながら)余った電力を売る事になるので、発電中の消費電力が少ないと言うことが重要です。売電価格が下がり、補助金も無い今、太陽光発電で元を取ろうとするには“省エネ住宅である事”もしくは“10~15年先まで昼間は留守で電気を使わない事”が条件の1つになるのです。

そして、新築時に“将来の太陽光パネル設置の可能性を考えた屋根の形状”にしておくことも忘れずに覚えておきましょう。同じ坪数の家でも、南面に大きな屋根があるか無いかで発電量は大きく違います。

このように、ゼロ・エネルギー・ハウスを段階的に実現する事も1つの選択肢です。
ただ、太陽光発電そのものへの補助金は終了しましたが、ゼロ・エネルギー・ハウスへの補助金はまだありますので、今のうちに“ゼロ・エネルギー・ハウスの新築”を検討してみてはいかがですか?

 

 

 

ゼロ・エネルギー・ハウスの補助金
一足先にやってくれる人には国として支援するからお手本になってね

ずばり、交付要件を満たす住宅に一戸 125万円が支払われる補助金事業があります。
しかし、現在のところ発表されているロードマップでは2016年いっぱいまで、延長したとしても限定的とされています。太陽光発電と同様、いつまでもある訳ではないという事ですね・・・。


ZEH ロードマップ
その他、認定低炭素住宅や認定長期優良住宅といった高性能住宅にも補助金事業があり、金利優遇や税の軽減・優遇なども受ける事が出来ます。新築の際には是非ご検討下さい。



 

断熱性とは何か、省エネ以外の快適・健康・美容とは何かわかる、
『夏の木陰、冬の陽だまりの家』パッシブデザイン住宅も是非チェックしてみて下さい!

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