湿気対策は温度と湿度の関係を知ること

さわやかな浩和建設_湿気対策五月晴れも束の間、うっとおしい梅雨が目前に迫ってきました。

快適で湿気を感じずカビが発生しにくいのは、気温が25℃~28℃の場合は室内湿度が55%~65%、気温が18℃~22℃の場合で室内湿度45%~60%に保たれている状態だそうです。

梅雨の6月7月は気温が25℃~28℃、湿度が80%前後と高くなるわけですから、湿気をうっとおしいと感じるのは当然です。

また、このような気温と湿度が続けば、カビやダニなどが発生し、家はますます不快な空間になってしまいます。日本の四季の中でも6月7月の湿気対策には、毎年のことながら頭を悩まされます。

湿気対策に一番効果的なのは家の中の空気の流れを良くすること、すなわち換気が一番だと、どの湿気対策マニュアルにも記されています。
しかし、いくら換気が必要だといっても、雨の日に窓を開け放ち戸外の空気を入れ込むのは避けましょう。
かえって室内の湿度を上げてしまうことになります。

梅雨の晴れ間を見て、部屋の窓を開け放ち、押し入れや玄関収納、キッチンのシンクの下や食器棚を開け、換気を心がけるようにしましょう。
また、入浴後はお湯を排水し、浴室の入り口のドアを閉めて換気時間を長くする、トイレのふたを閉める、洗濯物の家干しをしない、クロゼットや押し入れはぎゅうぎゅうに詰め込まないようにする、炊事時間は換気扇を必ず回す、室内に観葉植物などはおかないようにするなど、水蒸気の発生を抑える工夫も必要です。

省エネのススメで真夏でもクーラーの設定温度は28℃が推奨されていますが、ここで大事なのは湿度です。
前述したように湿度を55%~65%に保てば、湿気を感じず快適に過ごせます。
クーラーのドライ設定や除湿器も上手に活用しましょう。

湿気対策には温度と湿度の関係を知ることが重要なことがわかりましたが、一年を通じて快適温度と湿度を保てる家に暮らせば、湿気対策に頭を悩ます必要はなくなるわけです。

冬の寒さ、温度差による結露をシャットアウトし、夏の暑さや湿気を入れ込まない家づくりが求められます。

高気密・高断熱に加え、冬は寒気と夏の暑さを取り入れない換気システムに優れた「SWウォール」のお家ならば、その答えを1年暮らせば実感しますよ。