今年も梅雨が近づいてきましたね。
外出がおっくうになりがちなこの時期、自宅での時間を楽しみたいですよね。そのためには部屋の湿度が快適で、気持ちよく過ごせることが大切です。
換気といえばまずは窓を開けることですが、いくつかポイントがあります。
まずは2ヶ所以上、できれば対角線状にある窓を開けて空気の流れを作るのです。
窓を全開にするよりも、少しだけ開ける方が空気の流れが良くなるため換気がスムーズになります。
風が届かない場所には扇風機で送風したり、気をつけたいのは、雨が降っているときに窓を開けると、外の湿気を取りこんでしまい逆効果なってしまうケースがあるので、気をつけてください。梅雨の時期、雨が続くときは、やはり除湿機が有効だと思います。
湿気がこもりやすい押し入れやクローゼットも、中に空気が流れる状態にしておいた方が良いでしょう。
押し入れなら、両端の2ヶ所を少し開け、一方から扇風機の風を2～3時間送るのが有効的です。
衣類などは、できるだけ湿度の低い晴れた日を選んで収納、これは湿気も一緒に収納してしまうことを防ぐためです。
湿気は下にこもるので、衣類を詰め込み過ぎると通気性が悪くなるので詰め込み過ぎは要注意です。
他にも部屋の中にも湿気がこもりやすい場所がたくさんあります。
キッチンや浴室など、換気や水気をきれいに拭き取る事が大切ですね。
また、その日に履いた靴をすぐに下駄箱にしまうと、汗や汚れでカビが発生しやすくなり、特に雨の日に履いた靴は、しっかり乾かして汚れを落とすことを忘れずにした方が良いでしょう。
ジメジメと湿度の高い日が続くとなんとなく疲れが取れないなど体調に影響が出てくることもあります。
カビが繁殖するとアレルギーなどの健康被害も心配ですね。
こまめな換気と湿気対策で、梅雨を快適に乗り切り健康には十分注意したいものです。
記事提供 ： 株式会社 神野工務店 神野直孝
