住宅の湿気対策は家の隙間を測定する事が大切

四季がある日本ではこれから梅雨の時期が懸念されると思います。
ジメジメの季節ですが、せめて家の中は快適に暮らしていきたいと誰でも思うでしょう。
そのためには、誰でも家電などの設備機器で部屋を快適にしようとするはずです。

人によって湿度の感じ方は違います。
湿気は普段は目に見えませんので、湿度計などを設置して
温度計と併用のものを準備しましょう。
また内装材にも調湿性能の素材が、いろいろ出ていますので採用されると良いと思います。

ところで住宅の室内の湿気はどこから発生すると思われますか?
●人体から
●お風呂場・トイレ・キッチン・洗面所
●観葉植物・水槽
●石油ストーブやファンヒーター
など室内で発生した水蒸気の発生源はたくさんあります。

室内の湿気(湿度)が多いとカビが発生しやすくなり、押入れやクローゼット内の布団や衣類がジメジメ、家具などの裏側もジメジメしていまいます。

もっとも重要なことは、外から湿気(湿度)が入らないような住宅に住むことではないでしょうか?
また、住宅内の湿気(湿度)を上手に排出で快適に生活ができたら嬉しいですよね。

では、どのようところに注意をすると快適生活ができる住宅になるのか。
最も重要なのは家に隙間をつくらないことです!
例えば、次のような事が思いあたる方はいませんか?
●風が強く吹いていると家の中に風が入ってきてるのがわかる家
●冬の時期に床や窓周りから冷たい冷気を感じる家
これは家の中に隙間があるのです。
湿気(湿度)は見えない空気によって運ばれます。

ちょっと実験をしてみましょう。
コップに飲み物を入れていただきストローで飲んでみてください。
普通に飲めますよね⁉︎

それでは、ストローにハサミなどで切り込みを何箇所か入れてから同じように飲み物を飲んでみてください。
先ほどより飲めたでしょうか?

この実験は、隙間が非常に少ない住宅は外からの湿気(湿度)は入りずらく、換気に換気システムによって、快適に生活できるという事です。
飲み物が飲みずらいという事はこの住宅の換気が上手く出来ていないので、空気が響みそれに伴い冬場は結露、梅雨の時期や夏場にカビが発生しやすくなります。

そして家の隙間を非常に少なくさせると換気によって空気の流れが良くなります。
また湿気(湿度)が入らなくなります。
例えば、1m四方の壁からの湿気(湿度)の浸入は0.5g/日ですが、
1㎜の隙間があると800g/日も浸入する事になり、コレが梅雨の時期や夏場の不快な湿気(湿度)の原因なのです。湿気対策_トヨダ建設

価格だけではなく、住宅の性能の数値を意識していくのも必要です。
自分の家をつくる時、隙間はどの位の数値になるのか?
施工される会社に測定してもらいましょう。

記事提供 : 埼玉県 トヨダ建設