まずは『パッシブデザイン』って聞いたことありますか?
5~6年前より家づくりも高断熱で冬ポカポカ、夏涼しい家づくりが始まり性能が数字で示されるようになってきました、
今では車のカタログの様に暖かさや家の燃費もわかる省エネ時代になってきました。
ここで省エネ住宅を設計する手法の中にパッシブデザインがあります。
アクティブ(積極的に働きかけ)←→ パッシブ(積極的に働きかけない)
直訳するとわかりずらいですね!、簡単に説明してみましょう。
アクティブとは高性能な省エネ機器(蓄電池や蓄熱機器、超性能の良い空調機器など)で積極的に省エネに働きかける方法。
パッシブとは建物の周りにある自然のエネルギー(太陽の暖かさ、季節のさわやかな風)などを取り入れ高性能機器に頼らない省エネ手法
すなわち建物の周りにある自然の(太陽、風、地熱)などを最大限活用して快適な室内環境と省エネルギーにする設計方法です。
パッシブデザインには大事な5つのポイントがあります。
① 断熱性能-自然のエネルギーを大事に使うためには断熱性能が1番重要です
② 日射遮蔽-夏場に日差しでお部屋が暑くならないように庇、屋根の出が大切です。
③ 通風利用-その土地にある季節風をうまくキャッチする窓で爽やかな風を取り入れ
④ 日射利用-冬の日差しを窓から取り入れ、暖まった床が夜に温めてくれる日射利用
⑤ 昼光利用-昼間の明るさを取り入れ照明のいらない明るいお部屋
冬の自然の暖かさと夏の爽やかな室内、このパッシブデザインは
建物の土地を知り尽くしている地元工務店さんで、高断熱、高気密住宅を大の得意とするアソビエメンバーさんにとってはとっても魅力的で得意な設計手法になります。
パッシブで快適、健康、省エネ
ご興味ある方はお近くのアソビエメンバーさんにお気軽にご相談ください。
記事提供 : 有限会社 国松工務店 山岸